
現在発売中の
「AERA」9/19号P20.21に、スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式でした祝賀スピーチが掲載されている。
自らの人生を率直に語ったメッセージは同大学のHPに掲載されて話題になっているらしい。
スティーブ・ジョブズ氏と言えば、Appleの創始者で、ピクサーを作った人という事と、
いつもジーンズでTシャツかチャイナカラーのシャツを着ている事くらいしか知らなかった。
そんな私が読んでみて驚いたのは、
●産みの母親は当時未婚の大学院生で、息子は大卒の家庭の養子になるべきだと
養子縁組先を探していたという話。
そして労働者階級の育ての両親のお金を大学の学費に費やす事に意味を見いだせなくなり、半年で大学を退学した事。
その後何をしたかというと、
カリグラフィの授業を取り、書体や文字間のスペースの変化などを学び、
その全てをMacのデザインに取り込んだのだという。
●自らが作ったAppleの会社からクビになった事が、また新たにさらなる創造的な人生を送るきっかけになった最良の事だと捉えている事。
その間に、あの「Next」(ジョブ介先生に聞くまで何の事か知らなかった)、「ピクサー」(はよく知っていた。ピクサー作品大好き!)を作りあげたのだね!
●
すい臓ガンで余命3〜6ヶ月と医師に宣告されていたという事実!
幸いその腫瘍は極めて希なガンで、手術で治療出来たという事。
座右の銘は
「Stay Hungry.Stay Foolish.」
とても興味深く面白いスピーチだった。
ジョブズ氏の人生をもっと深く知りたくなる。
アラン デウッチマン Alan Deutschman 大谷 和利
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シリコンバレーの人物関係が明らかに!!

大谷氏の翻訳に感謝!
カリグラフィって、日本だと主婦が趣味でやったり、結婚式のウェルカム・ボードくらいのイメージしかないのだけれど、デザインの勉強をする時には関わってくるものなのだろうか。
このスピーチには出てこないけれど、Macな師匠ジョブ介先生によると、
ジョブズ氏の妹モナ・シンプソンは作家であり、その著書は映画化もされているとの事。
モナ シンプソン Mona Simpson 斎籐 英治
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この映画は知っていたけれど、まさか原作著者がスティーブ・ジョブズ氏の妹だったとは!?
ちなみに今号のAERA表紙は
堺雅人!
“日本の微笑みの貴公子”。
NHK大河ドラマ 「新選組 !」の山南さん役の時も、つるんとした顔だなと思っていたけれど、AERAの表紙の写真はまた別人みたい!
初めミスチルの桜井さんかと思ったくらい。
はにかんだような表情がとってもキュート! 本当に綺麗な顔してるんだなあ。女の子みたい。この号を表紙買いする人結構いるとみた!
山南さんの大阪弁を観たい人、堺雅人ファンは「
ココニイルコト」必見です。
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ええ、写真や。

ま ええのんちゃいますか?

優しい作品です
あれ? 内容がAppleから大分遠くへ行ってしまった。。。
なのでタイトルも変更!
『ま、ええのんちゃいますか?』
posted by bakabros at 23:48
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Appleなモノ