まず驚いたのは、世界中の儲けた人を紹介するというこの新企画「もうかり偉人伝」の第一回目にスティーブ・ジョブズを取り上げたコト。
儲かってるといえば普通、ビル・ゲイツですよね。制作者に拍手です(^^)
「ジョブズがいなければ、マウスもアイコンもなく、一般人でも使えるパソコンは誕生しなかった」という紹介をされていました。
特集は、ジョブズがApple Iという初のパソコンを作ったところから、ピクサーの立ち上げ、iPod、iTunesをつくりビジネスとしていかに成功を収めたかをわかりやすくまとめていました。
パーソナルコンピューターを作るにあたって、「おしゃれな文房具」というのがテーマだったというのがなんともジョブズっぽいエピソードですね。
基盤やノートパソコンの裏側までMacは美しい、と紹介されていましたが、制作者の中に相当なMac好きがいらしたんでしょうか。
Appleの始まりから会社を追われるところなどを、再現ドラマ風にしてあったのですが、このドラマがちょっと安っぽかったかな!? せっかくなんだから、ウォズさんそっくりの人も出演させるとかして、もっとリアルに再現してくれていたらよかったのに、と思いました。
あとはMacの熱烈なファンだというゲストの西郷輝彦さんのApple、ジョブズの好きっぷりが面白かったですね〜(^○^)
最近、ジョブスの本が沢山出ているし、ここへきて今、ジョブズブームが来ているのでしょうか!?





スティーブ・ジョブズの流儀
ジョブズはなぜ天才集団を作れたか (講談社BIZ)
ジョブズ VS. 松下幸之助 ”言葉力”で人を動かす (アスキー新書) (アスキー新書)
スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
スティーブ・ジョブズ 人を動かす神ーなぜ、人は彼に心を奪われるのか? (リュウ・ブックス アステ新書)
2008年下半期だけでも4,5冊ジョブズ関連本が発売されていました! 時代はジョブズを求めてるのでしょうか。

二人で作ったハズなのに、扱いが小ちゃすぎて可哀想なウォズニアックさんの本も出てました。
本当に偉いのはウォズのほうなんですよ。
>マウスもアイコンもなく、一般人でも使えるパソコンは誕生しなかった。
>Apple Iという初のパソコンを作った
いえ、Apple IとApple IIを作ったのはウォズ1人です。
マウスを使えるマシンを作ったのもウォズ1人。
ジョブズはプログラミングが全くできないので何も作ってません。
ジョブズの業務は「ウォズの作ったマシン」の営業で、宣伝が上手かったのです。
(今でも、プレゼンテーションの達人ですよね)
つまり、ウォズは開発者(縁の下の力持ち)、
ジョブズは営業マン(表舞台で活躍)の立場でした。
もっと、分かりやすく書くと、ファッションショーです。
・ウォズ→デザイナー(裏方)
・ジョブズ→モデル(表舞台)
モデルは花形職業で非常に目立ちます。
しかし、一番偉いのはデザイナーであり、デザイナーがいなかったらモデルは何もできない「ただの人」です。
ジョブズとウォズもそれと同じです。
そうですねー、色んな話を聞くにつけ、世の中のウォズさんへの評価はちょっと低すぎる気がしますよね。
開発者と営業マンという関係だとしても、一人だけこんなにも有名になってしまったジョブズは、営業マンの鏡なんでしょうか!?
これを機に、Appleの歴史をもう一度勉強してみたいと思います。
PAULさま。
世の中では当然のようにアップル=ジョブズとなっていますよね。どうやってジョブズ神話が出来てきたのか、そこの辺りも面白そうで、詳しく知りたいです。